#8おすすめ音楽 nujabes~世界でもっと影響を与えたトラックメイカー~
世界で7影響を7与えた7日本人といって思いえがく人物は誰ですか。煮干しは昔フジロックに行った時、仲良くなったイギリス人から最初に言われたことが「好きだぜ、nujabes!」でした。宇多田ヒカルとかOne OK Rockじゃないんだなって思った経験があります。今回紹介するのは世界的トラックメイカー
nujabes(ヌジャベス)
基本情報
〇アーティスト名 瀬場 淳(せば じゅん)
〇活動期間 1995年~2010年(満36歳没)
〇活動場所 東京渋谷
〇レーベル HydeoutProductions
〇オリジナルアルバム 2枚
nujabes(ヌジャベス)はアーティスト名(せば じゅん)を逆読みしたものです。
36歳という若さで交通事故でお亡くなりになっています。彼の珠玉のトラックが聴けないのは残念ですが、死後も定期的にnujabesをリスペクトしているアーティストによって企画アルバムが出ています。
早速1曲紹介します。彼の最大のヒット曲「Luv(sic)Part.2」
ジャンル
LowFi-Hip Hop
「ジャズ」と「ヒップ・ホップ」をミックスしたような音楽です。その音楽は一般の方のみならず、音楽業界、全世界にファンがいます。このジャンルの先駆けとしてnujabesが良く挙げられます。世界的に流行し、YouTubeには24時間Low-Fi Hip Hopを流し続けるチャンネルまでもが誕生しました。
人物紹介
nujabes(瀬場 淳)
1995年~2010年にかけて東京渋谷を拠点に幅広い音楽活動を展開されていました。1995年に渋谷の奥まった所にあるビル内にレコード店「GUINNESS RECORDS(ギネス・レコード)」を開店します。1999年には「Park Avenue Studios(パーク・アベニュースタジオ)」を設立。「Hydeout Productions(ハイドアウト・プロダクションズ)」というインディーズレーベルも立ち上げます。
30枚のシングルをリリースし、2003年ファーストアルバム「metaphorical music」を発表。コムデギャルソンの音楽プロデューサーやアニメ「サムライチャンプルー」のサウンド製作などに携わります。2005年にはセカンドアルバム「modal soul」を発表。その後はレーベルコンピやnujabes自身が影響を受けた音楽を集めたコンピなどを発表するなど、精力的に活動されていましたが、2010年2月に交通事故で逝去されました。
様々なアーティストとも共演されており、主に海外のラッパーとコラボしています。日本人でもShing02などとも共演しています。この曲はラッパーのFunky DLとの共作「Don't Even Try It」
オリジナルアルバムおすすめ曲
いつもでしたら魅力を語るのですが、nujabesの音楽を語るのは難しいと判断しました。聞くより聴いてください。ということで、全てのおすすめ曲を羅列してもまとまらないのでオリジナルアルバム2枚から何曲か紹介していきます。
1stアルバム「metaphorical music」
「Blessing It -remix-」
ファーストアルバムの一曲目です。鍵盤とサックスの奏でる音が絶妙な心地よさを醸し出しています。
「Lady Brown」
JAZZという心地よいBGMと繰り出されるラップ音楽のバランスが秀逸な一曲です。
「The Final View」
JAZZの名曲「Love Theme from Spartacus」を元ネタにした曲です。ジャズ好きな人はこの曲とは違うアレンジの曲を聴いたことがあるかと思います。
2edアルバム「Modal Soul」
「Feather」
美しいメロディーにディープなラップ。このバランスセンスはnujabesではないとできない曲ですね。
「reflection etermal」
nujabesの曲の中でも特に人気な曲です。「聴けば分かる」が最も似合う曲です。
「flowers」
Hip Hop音楽を苦手といってる人って「ループしている」ことが共通している気がします。この曲、歌詞が「フラワー」しかないんです。でも、しつこさを感じさせない、むしろ聴き心地が良くなるという不思議な曲です。煮干し個人的に一押しの曲です。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回紹介した曲以外もとても美しいBGMとして、カフェなどでもかかっている時があります。生活のBGMの一つとして採用してみてください。